2006年06月28日

進学組のOPTの美味しい使い方 その2〜OPTを使うタイミング

こんにちは。
信じられない暑さの続く6月のDavisですが、
みなさんいかがお過ごしですか?

今日は、ずっと前に書いたOPTに関する記事
http://ucdsurvival.seesaa.net/article/11799948.html
の続きを書いておこうと思います。
前回は、院進学するためには、学部での研究経験が重要だという事と、
その重要性にも関わらず普段の学期中ではなかなかその時間を取れないので、
その時間作りの為にOPTを利用できる、ということを提案してみました。

そこで、今回はどんなタイミングでOPTを使うのいいのか
という事を少し考えてみる事にします。

まず、アメリカの大学院の出願時期は11〜1月。
(留学生の場合、締め切りが早い所もあるので、注意。)
研究経験をアピールする為には、この時期の前までに
できるだけ長く(できれば9ヶ月くらい)研究をしておきたいですね。
で、この最後の時期はGREやSOPの方に注力する、と。
(研究と同時期にやるとかなりキツいです・・・。
自分はこの愚を犯してしまいましたが、
2度と繰り返したくはないですね・・・。)
そして、この出願プロセスを終えて結果が返ってくるまでは、
できればアメリカに残っていた方が都合がいいので、
せめて3月一杯はアメリカには残れる様にしたほうがいいでしょう。
(複数の学校に受かった時に、再面接・見学したい場合もあるでしょうし、
アメリカの信じられない伝達システムを考慮して、
アメリカ国内に残っていた方がなにかと安心。)

というわけで、逆算すると
3〜4月頃からOPTを開始するのがベストなのではないかと。
それを考えると、冬学期で卒業できる様にするのが
OPTを一番有効に使う為の一歩だと思います。

そうなると3年+2学期あるいは4年+2学期の
どちらかで卒業する事になるのですが、
どちらを選ぶかは、お金次第ですかね・・・。
(学部の留学生はPELP=休学制度がほぼ使えないので、
1〜2学期休んで、学費を浮かすとかできないのがキツいですね。)
前者は少しキツいですが、1回生の時から計画して、
Summer sessionも活用すれば、十分実現可能なプランでしょう。

一つの理想的なプランを挙げておくと
(この通りにできるようなら、全然苦労はしないんですがね・・・)
GEはほとんど全部4年目に後回しして、
3年目が終わるまでに、ほとんどの専門授業を取り終える。
3年目の夏休みに、自分がどの分野のどんな研究をしたいかを考える。
できるなら、その夏休みの早いうちに、
自分が入りたい研究室の教授(自分の通う大学の教授でなくても良い)に、
卒業後1年弱、Post Graduate Researcher (PGR) として
働かせくれないか、と打診してみる。
メールや電話だけではおそらく弱いので、できるなら教授を直接訪ねた方がベター。
(ここで時間とお金を惜しんでは駄目。)

このように早めに連絡しても、
必ずしもPGRとして雇ってくれるとも限らない訳ですが、
直接に会いにいけば、少なくとも熱意は伝わるし、
来年までに勉強しておくべき事とか、
「地元の大学の、この教授の元で夏の間働いてみれば?」
と、同分野の教授=その教授が評価する人物
を紹介してもらえる可能性も出てきたり、
とりあえず一人でウジウジ悩むよりは、行動に出た方がいいでしょう。

まあ、こんな偉そうな事を言うのも、
自分がこれで失敗した経験があるからです。
卒業の一年前に、専攻分野の無謀とも言える程の大転換
(環境生物系から計算科学系(ほとんど物理・・・)へ)を
行った自分は、卒業の半年前くらいにようやく
やりたい分野の教授をUCDで見つけました。
その人に断られたら、日本強制送還という後の無い状況だったので、
かなりビビリまくって、「会うのはもっと勉強してからにしよう」と
会うのを半年くらい延ばして、結局卒業後になってしまいました。
その時でも、全然準備不足で「断られたらどうしよう・・・」と
思っていたのですが、とりあえず話してみたら
「君が何ができるか、まだよく分らないけど、
とりあえずこういう問題があるから、それについて考えてみてくれないか?」と
初心者の自分でもできそうな小プロジェクトを与えて、一応受け入れてくれたんです。
「今まで悩んでたのは何だったんだ?」という感じでしたね。
もう少し早く来てれば、もしかしたらなんらかの研究の足がかりみたいなのがつかめて、
進学先の選択肢が広がったかも知れない事を考えると、
やはり、準備不足や恥を恐れずに、
まずは会って話す事から始めて見る事をお薦めしたいですね。
(昔の自分にも、今の自分にも・・・。)


ちょっと脱線しましたが、話をまとめると
・研究は冬学期に卒業後の春学期から始めると一番長く研究期間がとれて有利。
・遅くとも3年と4年の間の夏休みまでには、専攻分野を決める。
・それが決まって、行きたい研究室の候補が絞れたら、できるかぎり早めにコンタクト。
(・上の理想論通りに行かない時でもなんとかなる、も入れておきましょうか・・・。)


これだけ暑いと、がんばれるものもがんばれなくなりそうですが、
暑さに負けない様に、適当に休みながら(水はたくさん飲むべし)、
この夏を乗り切りましょう。
それでは、また。
posted by rio at 14:02| Comment(2) | Academic | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ちょっと異議ありな箇所があります。

来年の新入生が例年になくとても多いので、
来年の秋以降、Junior以上の生徒は
Pass 1でLower Division Classesを取れなくなりました。
僕は冬にtransferしたので秋にしかないlowerクラスを
取りたいのに取れませんでした。
Pass 2まで待てと。
ですから1、2年の間にGEは終わらせておくほうがいいと思います。

それと一度、rioさんと会って話がしてみたいのですが、よろしいですか?
Posted by meddetar at 2006年07月03日 11:57
meddetarさん、

あ、そんな変更がありましたか。
ご報告どうもありがとうございます。
人数の限られたLower Divisionのクラスは
注意が必要ですね。
最近は、GEでもアッパーのクラスも取らないと
行けないみたいなので、
Lowerの分を1〜2年で終わらせて、
Upperの分を最後の方というのが
バランスがいいかもしれませんね。
まあ、この記事であげたプランは
いかに「研究時間を最大限にするか」
というのに焦点を当てたプランですので、
ちょっと万人向けではありませんね・・・。

会うのいいですよ。
rio.ucdavis at gmail dot com
にメールください。
詳しい事はその時に。ではでは。
Posted by rio at 2006年07月03日 14:03
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