2005年09月05日

ノートPC購入のアドバイス

そろそろ新学年ということで新しくPCを買う人が出てくるかな、
ということでノートPCを買う際のアドバイスをまとめてみました。
(留学生が最初に買うべきPCはノートだと思ってるので、
デスクトップについてはとりあえず割愛させていただきます。)

まあ、他のページを探しまわれば分かるようなことも多いかもしれませんが、
留学系のページを回ってる人にはまだPC初心者の人も結構いると思うので、
少しは役に立つかな、と思って載せてみました。
番外編的な記事なので、もうPC関係の記事は書かないと思いますが、
その方面の質問があれば、この記事へコメントしてください。
(そのうち質問用の掲示板ができたら、そちらに移動します。)
ただし、あまりにも簡単な物と難しい物は、
パスする場合もありますので、ご了承ください。

では、どうぞ。
<どちらで買うか?>
もしこちらで(メーカーなり友達なりに)サポートを受けるつもりなら、
アメリカで買った方がいいかもしれません。
なぜなら日本語OSだと英語のアプリは使えるのですが、
システム表示が全部日本語なので、OS側の問題が起こった場合、英語しか読めない人がヘルプできないからです。
英語OSならば、容易に日本語化が出来てシステム表示は英語のままなので、便利です。
(日本語化については、http://www.nihongo-ok.com/ 等が参考になります。)
(上記はWindows 2000/XPについてです。98/Meでは日本語化は無理か難しかったと思います。
Mac OS Xならシステム表示も多言語化されてるので、どこで買おうが問題ないです。)

日本で買うのがいい場合は、どんな場合でしょうか?
軽いノートは日本の方が機種が多いので、それが目当てなら日本で買うのもありでしょう。
(アメリカでは、PanasonicとNECのノートはほとんど売ってないか、全く売ってません。SONY, TOSHIBA, Fujitsuはあります。)
後は、もう既に買ってしまった場合や、日本の高校卒業から大学入学の間の時間のある時に、
PCについてある程度詳しくなっておきたい、という場合でしょうか?

他の参考基準としては
アメリカではOfficeとのバンドルというのはほとんど無い。
キーボードの配列が違う。
日本の会社の製品は日本で買った方が少し安いが、それ以外だとアメリカの方が若干安い。

ということでしょうか。
よく考えて、どちらで買うか決めてください。(自分は現地購入推奨派ですが。)


<機種選び/スペック>
機種については、もう最近の機種はほとんど全部オーバースペックなので、
画面の大きさ+解像度+画質、重量、デザイン、剛性、キータッチ、バッテリ寿命、端子類などで選べばいいと思います。
それぞれの項目毎に言うと、
画面:ワイド15.2" (WXGA 1280x800以上)。あるいは12"(WXGAでも、普通のXGA(1024x768)でも)
テカテカ液晶は文字を読む時に目が疲れるので、避けた方がいい。その他の画質はお好みで。
重量:自分が気軽に持ち運べる範囲で。 感じとしては
1.0 - 1.5 kg めちゃ軽。(アメリカではあまり売ってない。)
1.5 - 2.0 kg こんなもんかな。
2.0 - 2.5 kg 存在感を感じる。重いと感じだす人が増える。
2.5 - 3.0 kg 持ち運ぶのに少し気合いがいる。
3.0 - 3.5 kg 持ち運びの限界。
大抵の人は2-3kgの間あたりに境界線があると思う。
まあ、その気になれば4.0kgでも運べますけどね。(教科書の方が重い。)
デザイン: 好きなので。
剛性: あまりに華奢なのは避けた方がいいと思います。
強ければ、バックパックにそのまま放り込んでも安心。(Let's noteとかiBookとか。)
キータッチ:これすごく重要。実際に叩いてみて気持ちいいか(少なくとも許容範囲内か)確かめる。
バッテリ:公称5時間くらいあれば、2〜3時間は持つので十分かと。それ以上だと機種が限られる。
それ以下でも自分の共用範囲内なら可。
端子類:USB 2.0、PC Card Slot、Ethernet/Modem、D-Sub出力くらいは多分標準装備。あると便利なのは、
S-Video出力 TVに出力する時に使う
音声入力 Skypeとかする時に必須。(内蔵マイクも付いてると便利)
Gigabit Ethernet 2台以上PCがある時にData転送が速くなる。
DVI D-subのデジタル版。外部液晶につないだ時により高画質。
Bluetooth 無線USBのような物。新しもの好きな人はどうぞ、という感じ。実用性は、まだいまいち。

その他基本スペック
CPU: Intel Pentium M, Celeron MあるいはAMD Turion 64。
Mobile PentiumやMobile Athlon 64とかは熱くて、
頻繁なファンノイズや故障の原因になるので、止めておいた方がいい。
RAM: 最初は512MBでもいい。でも必ず空きスロットが一つあって、後から増設できる事。
Photoshopとかグラフィック系のアプリを使う人は1〜2GBくらい。
(メーカーで増設してもらうと、かなりボラれるので自分でやった方がいい。
メモリの増設はそんなに難しくはない。)
HDD: 40〜60GBくらいあれば十分。もっと欲しければ欲しいだけ。
(あとから換装する容易度は機種毎に大きく違う。)
HDDの回転速度は普段の作業のレスポンスにもかなり効いてくるので、
パフォーマンス重視の人は5400/7200rpmにするのもあり。
静穏、省電力重視やその他の人は4200rpmで。
光学ドライブ: 内蔵されてるとかなり便利。(普段もリストア時も)。
極論を言えば、DVDを外で焼きたければ、DVD Burner。
そうでなければ、DVD/CD Combo。
外付けDVD Burnerは$100-200くらいで買えます。
Double Layerはおそらく使う事はないと思うので、気にしない。
グラフィックチップ:
最近はましになって来たみたいなので、チップセット内蔵型でもいいかもしれない。
気になる人はATI Mobility Radeon 9200以上くらいにしたらいいと思う。
ヘビーゲーマーや3Dアプリをガンガン使う人は、Desktopも買った方がいいかも。


<ソフト類>
OS
大抵の場合はWindows XPだと思いますが、HomeかProfessionalか迷う所。
ノートの場合は主にネットワーク系の違いだけなので、Homeでも可ですが、
Proの機能(Remote AccessやLAN内のファイル共有)が必要と思う人は、当然Proにしてください。
ま、あとは気分の問題だと思います。
(DesktopでDual CPUやDual-core CPUを使いたい人はPro必須。
ノートは今は関係ないが、今年の終わり辺りからDual-coreになるので、来年以降買う人は注意。
まあ、その時は強制的にProにされると思いますが。
ちなみにHyper-Threading-TechnologyはHomeでも使えます。)

他のOS
アート系の人はMacをClassで使う事を推奨されるかもしれないので、学科に確かめた方がいいかもしれません。
Computer Scienceの人にはUNIX-basedのMac OSXがけっこう便利。
(WindowsでもCygwinやSFU等を入れて、開発環境を整える事はできます。
でもCSを志す人は、ほとんどLinux機も持つ事になると思います。)
StatisticsでSASやSPSSを使わないと行けない人は、Windowsが必要になると思います。
その他の場合はMacでも大丈夫なので、Macを使ってみたい人もご心配なく。
(自分はMacノート+安いWindowsデスクの組み合わせで使っています。
バイオ系の学科だったのですが、Macのみで困ったのは
勝手に自分でとったSTAT108の時くらいでした。その時は学校のラボのPCでしのぎました。)

他のソフト
とりあえず必要なのはMicrosoft Office。
Word+Excel+Powerpointは揃えておきましょう。ほとんど全ての学科で必要になります。
メニューの対訳が自分でできれば、日本で買った時に付いてるのでもいいと思います。
Powerpointがついてこなければ、Powerpointだけ必要になってから買いましょう。
Word+Excelもついてこなければ、3つまとめて全部買ってしまいましょう。
後のソフトは、必要になってから買うのがいいと思います。


<周辺機器>
プリンター: スキャナーとの複合機が便利。
モノクロがほとんどならどれでも。
カラー多用するなら、色毎にインクが補充できるCanonがいいかも。
写真はあまりプリンターで印刷した事がないので、分かりません。
写真屋やOnlineで頼んでも料金的にはあまり変わらず品質もいいので、
ただ写真がほしいだけなら、それだけは外部に頼むがお勧め。
(特製カードとかCDラベルとか作りたい人は別。)
スキャナ: あまり必要ないと思う。
学校のラボにもあるので、それを利用してもよし。
複合機ならいいのは、コピーマシン/FAXとして使えるから。
文書のデジタル化は深入りしない方がいい・・・。
デジカメ: 学校には必要ないけど、思い出作りには重要。
コンパクトで動画機能がしっかりしてれば、いいと思う。
(写真が趣味な人はもちろん別。)
日本の方が安いし、品種豊富なので、日本で買って来た方がいい。
USBメモリ: 絶対必須。フロッピーやZipは止めてこれを買おう。
USB 2.0 Hi-speed対応の物がいい。
容量は1GBあると、CDに入りきらない物も転送できるので助かるかも。
最低256MBは欲しい。
デジカメのFlash memoryのカードリーダやiPod Shuffleとかでも代用できる。
録音機器: 講義の録音はやめたほうがいい。時間の無駄。
やってみてもいいけど、多分あまり効果がないとすぐ分かると思う。
ノートを取る事(というか授業のポイントをつかむこと)に全力を尽くそう。
ヘッドホンマイク: 音声チャットやSkypeするのに必要。
マウス: トラックパッドが使いにくい人は必要。お好みで。
自分のお勧めはLogitech MX510 ($30くらい?)


とりあえず、この辺でやめておきます。

留学生活の中でも、重要なツールの一つなので、
よく考えて満足いく物を購入してくださいね。
(最初の1台なら上記の事を考慮した上で、
$1500-$2000位のを買っておくと外れが少ないと思います。)

それでは、また。

(ハウスメート編お待ちの方すいませんでした。ちょっと構成で手間取っています。)
posted by rio at 20:18| Comment(5) | TrackBack(0) | UC Davis | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
書いた後、思ったんですが
Officeはアカデミック価格だと$100-120くらみたいなので、
別に買ったほうがいいかと。
バンドル版だと、新しいPC買った時に移せませんからね。


Posted by rio at 2005年09月05日 21:52
お久しぶりです。まゆです。今月やっとDavisに行きます☆質問なんですけど、Davisの気候はサンフランシスコと同じですか??今の時期は暑いですか??
Posted by まゆ at 2005年09月08日 01:07
まゆさん、どうも。

DavisはSFよりは暑いですが、
もうDavisもほとんど秋の気候で、全然暑くありません。
逆に夏服だと夜肌寒いくらいです。

気をつけて、Davisに来てくださいね。
Posted by rio at 2005年09月08日 14:36
細かく書いておられますね。参考になりました。
大阪でPCサポートしてます。
ブログにパソコンの選定基準や上手な使用方法を
書いてますので、一度見て下さい。
文章が長いですが、読んで頂けるとおもしろい!!と
思ってもらえるはずです。
宜しくお願いします。

http://blog.livedoor.jp/prtwqq/
Posted by prtwqq at 2005年09月26日 19:28
prtwqqさん、

初めまして。
これでもだいぶはしょって書いたのですが、やっぱり長いですね・・・。
サイト見せてもらいましたが、サポセンって本当に大変そうですね。
自分もうちの研究室のサポセンっぽくなってるので、かなり厄介です。
さすがにマウスとかキーボードは使えますが、
なんか研究室のラボに変なアプリをインストールして
再インストールを余儀なくされたりと苦労は山積みです・・・。
Posted by rio at 2005年09月30日 15:29
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