2005年09月12日

エッセーのポイント

今まで、UCDで数々のessayをクラス(ほとんどESLやlower divisionですけど)
の課題やテストで書いて、
オリエンテーションとかで受ける英作文の試験や
Subject Aの試験で重要視されるポイントというのを色々と教えられたので、
参考までに書いておきたいと思います。
絶対ではないし、あまり具体例もないので、
指針的なものとして受け取ってください。

大事なポイントは

1)構成
2)単語/文法/構文を適切に使っているか
3)内容その他

1)、2)がPassing Gradeの4(6段階中)を取るのに最重要で、
3)はそれ以上の成績を上げるのに使われるくらいです。
(Subject Aのスタンダードについては
http://www.ucop.edu/sas/awpe/process.html を参考してください。)

結構、この順序を逆にしてしまう場合が多いです。(自分もそうでした。)
(SATやTWEのお手本文みたいなのを書くのは、自信のある人以外は諦めましょう。
ちょっと崩れると速攻でボロボロになります。)

では、1)と2)を詳しく説明していきます。

1)構成
起承転結ではだめです。(ほぼ確実に落ちます。)
Intro-Body-Conclusionの構成で行きます。
パラグラフ数で言うと、1-3-1くらいにするとバランスが良くなります。
もうちょっと詳しく書くと
Introduction
導入部
つなぎ
Thesis Statement (主張)
理由 (これがtopic sentencesの原型になる)

Body I
Topic sentence
Development/Evidence
Mini conclusion / Transition
Body II
....
Body III
...

Conclusion
Transition
Repetition of thesis statement and topic sentences.

というようになります。

Introductionはけっこう悩む所ですが、大まかな形は
導入部〜つなぎ〜Thesis Statement(主張)〜理由 という感じです。
絶対に必要なのが、Thesis Statementと理由です。
問題が出されたら、まずこれを考えましょう。
(導入部は後で適当に考えて付け加えてください。
最悪でも、Thesis statementと理由があれば、introになります。)
例えば、"Debate whether friendship is more important than money."
のような問題が出たとします。
(もうちょっと長くヒントや要求みたいなのもつけてくれるかもしれません。)
この問題文で重要なのはdebateなどの形式を指定するキーワードと
対象となる主張やテーマです。

形式キーワードで主なものは
debate = 主張に対して特定のサイドをとって、それが正しい事を証拠・根拠を示して支持する。(証明でなくてもよい。)
discuss = debateに近いけど、反サイドの意見をdebateよりは尊重する。
だから反対意見を紹介して反証することがより重要視される。
両意見をバランスよく紹介するという意味に取られる場合もあります。
discussで出されると、本当にdiscussなのか、
それともdebateという意味で出されるのか曖昧な場合もあるので、
そういう場合は、問題の他の部分から判断したり、
試験官に聞いてみるなりしてみましょう。

compare = 2つの物を比較する。相似点に注目するのがcompareだけど、
compareだけだとcompare+contrast両方の意味にも取れるので、これも他の問題文から判断。
contrast = 2つの物を比較する。相違点に注目。

explain = ある事象をポイント毎に分割したり、順序立てながら説明する。
analyze = ある事象を細かく分析する。cause/effectについて書く場合も多い。


あたりだと思います。
(他にもあるかもしれませんが、ちょっと思い出せません。)
debate/discussとcompare/contrastのコンビは似たような物なので、大まかに言うと4つ。
全部の形式について知っておいた方がいいのは言うまでもないのですが、
debate/discussが一番重要だと思うので、それ(というかdebate)に限定して以下説明します。

debateの場合、主張である"friendship is more important than money"
が正しいかどうかということに対して自分の結論を出します。
どっちにしてもいいんですけど、
どっちにするかはその根拠を3つ(少なくとも2つ)示せる方にしましょう。
(自分の信条とは異なってても別に構わないです。)
例えば、友情よりお金が優先される場合がある(お金のトラブルで友情が壊れる場合もある)、
お金があれば友達がいなくてもなんとかなる(友情で与えられるサービスは大抵お金で買える)、
お金によって生まれる友情もある(故にお金の方が優位)、
友情よりお金の方が頼りになる、
等、裏付けできるエピソードのある根拠が、
逆の主張の場合より早く思いついて、うまく書けそうだと思ったらそちらに決めます。
(普通は自分の信条と同じ方が理由を思いつきやすいはずなんですけど、
必ずしもそうでは無いんですよね。)

この3種類の理由とそれを肉付けするためのエピソードが思いついたら、
その主張とともにイントロを固めます。
エピソード・根拠はできればよく知られてる事(小説、歴史、ニュース)が一つあるといいですが、
残りは個人的な体験・見聞でも構いません。最悪でっちあげでも構いません。
要はそのエピソードが自分の根拠をちゃんとサポートしてるかどうかが重要なのです。
プロが公に書く文章じゃないので、裏は取られませんから。
(でもある程度はリアリティを出した方がいいと思いますが。)

主張と理由さえ決まれば、後は比較的簡単です。
それぞれのBody Paragraphの一文目あたりには
イントロで挙げた理由の1つをTopic sentenceとしてまず書きます。
そして、そのParagraphの大部分はその理由を裏付けするエピソードと、
それがいかにtopic sentenceやThesis statementに関係するかを書きます。
最後に締めくくりの感を出してから、次のBodyにつなげるようにするだけです。
(次へのつなぎは下手にするくらいなら、無くてもいいですが、
うまくできれば好印象なので、できれば付けましょう。)
言うのは簡単ですが、実際にそれをやるには練習がかなり必要なので、
初めてのテストの時は、
必ずTopic sentenceを書く。
そのパラグラフではその事の根拠となるエピソードについてのみ書く。
必ずThesis statementとの関連について書く。
ぐらいを守っておけば、いいと思います。
後は、がんばってこのBody Paragraphを3種類書きましょう。
1 paragraph = 1topic sentence = 1 supporting evidence
でいいと思います。
1パラグラフには最低8〜10文くらいはあったほうがいいですね。
でも長くても15〜20文くらいにしておいた方がいいです。
別にこれが絶対ではありませんが、
感覚的にこれくらいがparagraphの普通の長さという目安です。
transition専用のパラグラフなら、もっと短いこともありますし、
すごく具体的なエピソードや詳細な分析の場合はもう少し長くなる事もあります。
(でも長くなる場合は、よく考えたらさらに分割できる場合もあるので注意が必要。)

少し上級者に見せたいなら、反対意見の根拠で最も強い物の
反論を1パラグラフかけて書くといいと思います。(debateの場合でも。)
でも、余裕の無い場合は、これは省いてもいいでしょう。

Conclusionは非常に楽です。
ちょっとしたつなぎ文句を入れて、
後はIntroduction後半のリピートに近い物でも構いません。
(多少はパラフレーズしたほうがいいかもしれません。)

この1−3−1構造を守ると、
採点者に自分が何をどのように議論しようとしてるのかが分かってもらえるので、
構成面や論理の面ではそこそこいい線行けると思うので、
テストでエッセーを書くときの雛形の参考にしてみてください。



2)単語/文法/構文
採点者は、構造を見た後には、文の中身に入って行くわけですが、
文章の論理展開や表現の素晴らしさなどは二の次で、
単語/文法/イディオム レベルで間違えがあるとそこから減点してくので、
とにかく自信の無い表現はあまり使わないようにしましょう。
本当はあまり同じ単語やフレーズばっかり使うと単調になってマイナスになるのですが、
間違った単語を使って文章の意味が通らなくなるよりはましなので、自信のある表現に固執しましょう。
(あくまでもギリギリ合格の4狙いです。)
文法は、冠詞、単数〜複数の一致、時制、などTOEFLでは間違わないようなところでも、
自分が書く時にはボロボロ出てきますので、
一度書いた後、TOEFLの間違い探しをする気分で執拗に確認しましょう。
(スペルミスについても同様。)



こんなところです。
少し抽象的な説明になってしまったかもしれませんけど、
具体論に入ると1Q分の授業になってしまうので、勘弁してください。
(授業で実践を交えつつ学んでください。)
でも、上の事を知ってるとだいぶ有利になると思うので、参考にしてみてください。
では、Good luck!!
posted by rio at 14:25| Comment(0) | TrackBack(0) | Academic | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/6833274

この記事へのトラックバック
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。